モバイルSuicaが改札機で使えなくなったときの対応
モバイルSuicaは、交通系ICカードの1つであるSuica(スイカ)をiPhoneやAndroidスマホで使えるようにしたサービスです。Suicaの他にもICOCAやSUGOCAやPasmoなどたくさんってそれぞれスマホで使えるサービスがあります。
スマホだけで電車に乗ることができて便利ですよね。そのモバイルSuicaが急に使えなくなった経験ありませんか?
特に朝の通勤時に使えなくなると困りますよね。乗りたい電車はもうすぐ来るのに改札機を通過できない。かなりあせります。
私はモバイルSuica定期券をiPhoneで1年半くらい使ってます。この間2回ほど改札機で使えなくなる経験をしました。
iPhoneでモバイルSuicaが使えなくなったときどのような対応を取るべきでしょうか?
まず試してみること
モバイルSuica定期券をiPhoneで利用するためには、モバイルSuicaをエクスプレスカードとして登録しておく必要があります。しかしこの記事を見ている人は、昨日まで使えていたのに急に使えなくなった人だと思いますので、モバイルSuicaの設定は問題ないと考えていいと思います。
ちなみにJR東日本のサイトでは、正しく設定されていても使えなくなることがあると書かれています。正しく設定されているのに使えなくなるというのはバグではないのかと突っ込みたくなりますが・・・。
とにかく使えなくなったときに、何をするべきでしょうか?
iPhoneを再起動する
まず試して欲しいことはこれです。もうこれしかありません。iPhoneを再起動することです。
高い確率で解決すると思います。私は2回ともiPhone再起動で切り抜けています。
エクスプレスカードの設定をし直す
他の方法としては、エクスプレスカードの登録をやり直す方法があります。エクスプレスカードの設定は、設定->Apple PayとWalletにあります。
モバイルSuicaをエクスプレスカードから一度解除して、再度モバイルSuicaを登録し直してください。
私の経験上、どちらかの対応でモバイルSuicaが使えるようになります。両方やれば問題を解決できると思います。
とにかく改札機を通過したいとき
乗る電車がもう来ていて、再起動する時間すらないという場合は、次の対応を取りましょう。
ヘルプモード
これはApple Payの機能の1つで、Apple Payに登録しているカードが正常に使用できないときに一時的にセキュリティ機能を解除する応急処理機能です。
通常は、カードのメンテナンスをするときに利用します。
改札機に「入場記録がありません」とか「係員のいる窓口へお越しください」と言われた時にお世話になるモードです。
このヘルプモードを使えば改札機を通過できるようになります。
ただし毎回ヘルプモードをオンにしなければならないので、この方法は一時しのぎにしか使えません。
ヘルプモードに入るには、ウォレットアプリ -> モバイルSuica -> ヘルプモードをオンにするを順にタップします。
乗車駅証明書
有人改札で乗車駅証明書をもらって入場する方法もあります。これは最後の手段です。駅員さんにモバイルSuicaの定期券画面を見せて、改札機を通れないと言うともらえます。
↓↓こんなやつです↓↓
目的の駅についたら有人改札を通って出場します。モバイルSuicaの定期券画面を見せて乗車駅証明書を渡しましょう。これで遅刻せずにすみますね。
たまにエクスプレスカードの設定をしないと通れませんと言ってくる駅員さんがいますが、設定しているけど通れないと言いましょう。
おそらくマニュアル化されていてマニュアル的な対応なのだと思います。
何をやっても直らないとき
どうしても直らない場合は、設定のやり直しをおすすめします。
一度Suicaアプリを削除して、Apple PayからもモバイルSuicaを削除します。
その後、SuicaアプリをインストールしてApple PayへモバイルSuicaを再度登録をしてください。
ちなみに定期券情報やチャージ残高はJR東日本のサーバーに保存されているのでモバイルSuicaを削除しても消えることはありません。
まとめ
モバイルSuicaで改札機が通れなかったときの対応をまとめてみました。これさえ知っていれば、いきなり改札機に通せんぼされても困らないと思います。
スマホの調子が悪くなったらとりあえず再起動する。これが鉄板ですね。
参考になれば幸いです。