2021年～2022年マラソン大会開催予定
2020年はコロナが原因で世界中で各種イベントや競技の中止や延期となりました。東京オリンピックも1年延期となりました。マラソン大会も例外ではなく軒並み中止に追い込まれてしまいましたね。
代わりにオンラインイベントなるものが盛んに開催されるようになり、マラソンもオンラインマラソンへと姿を変えました。
初めのうちは、目新しさとこれしかできないという諦めでオンラインマラソンに参加してみましたが、冷静に考えれば、お金を払っていつものトレーニングコースを1人で走るだけのイベントで、まったく大会らしい雰囲気も味わえず、今ひとつな感じを抱いたのは私だけではなかったと思います。
やはりマラソン大会は、その土地へ行ってみんなで走るのが醍醐味なのであって、マラソン以外にも現地の人とのコミュニケーション、観光やその土地のおいしいものを食べるのも含めてマラソン大会なんだと改めて認識しました。
さて2021年のマラソン大会は今まで通りのリアルな大会ができるのでしょうか？関東を中心にメジャーなマラソン大会、ハーフマラソン大会の状況を調べてみました。
マラソン大会の開催予定は？
東京マラソン
オリンピックが延期を決めるよりも早く延期を決めた東京マラソンは、今年2021年10月に開催を予定しています。
実際、東京マラソン公式サイトを見ると予定通り10月17日にリアル大会として開催の方向で準備を進めているようです。
この記事を書いている4月24日時点では、すでにエントリーは終了しています。
今年の東京マラソンは去年走る予定だったランナーが優先して走れる大会なので、一般抽選枠はさらに狭き門になりますね。
参加費用は、国内一般で16,500円（税込）です。去年は16,200円（税込）だったので、300円の値上がりです。この値上がりは、コロナ対策費用ということなのでしょうか？
定員も26,370人から25,000人と若干減っています。定員は僅かに減っていますが、前回と同程度の規模で開催ということでしょう。
横浜マラソン
続いて、横浜マラソンです。
こちらも東京マラソンと同様リアル大会として10月31日に開催予定となっています。
現在エントリー受付中で、エントリーするには、LAWSON DO! SPORTSの会員登録が必要です。
参加費用は、フルマラソンで23,000円（税込）です。去年が16,200円（税込）だったので、なんと6,800円の値上げです。理由はコロナ対策費とのことです。2022年開催では、元に戻ることを期待したいですね。
定員は、20,000人（オンライン、車椅子除く）です。
横浜マラソンは、参加費のアップが気になりますが、こちらもリアル大会での開催になりそうです。
さいたま国際マラソン
コロナに関係なく2020年大会の開催を中止していたさいたま国際マラソンですが、当時の説明では2021年以降の開催は検討するという話でした。
現在はどういう状況かと調べてみたところ、さいたま国際マラソンの公式サイト（http://saitama-international-marathon.jp）がなくなっていました。
検討した結果、今後も開催することはないという判断になったのでしょうか？
埼玉県民としては残念です。
さいたま国際マラソン公式サイト（リンク切れ）
現在（2021/8/3）は、関係者でない人がドメイン名を所有しています
ちばアクアマリンマラソン
こちらの大会は、2年に1回の開催になります。2021年は開催しません。次回予定は2022年です。
つくばマラソン
残念ながらつくばマラソンは開催が中止となりました。
次は、毎年11月に開催されるつくばマラソンです。
公式サイトでは、つくばマラソンの大会ロゴの募集をしているのを確認できます。
現在のところ、リアル大会なのかオンライン大会なのかなどの詳細は不明ですが、開催の方向で準備を進めているようです。
予定どおり準備進めば、もうすぐエントリー開始になるのではと予想しています。
ハーフマラソン大会の開催予定は？
新宿シティハーフマラソン
毎年1月に開催の新宿シティハーフマラソンですが、21年大会は中止となりました。
公式サイトは更新されていません。
（2021/8/16）公式サイトが更新されています。第20回大会を2022年1月16日に開催の予定です。エントリー詳細は9月に掲載されるようです。
立川シティハーフマラソン
毎年3月に開催の立川シティハーフマラソンですが、20年大会21年大会と2大会連続中止でした。
22年大会については11ヶ月先なのでまだ不明です。
（2021/8/16）2022年大会の開催が決定したようです。開催日は2022年3月13日です。詳細は決定次第公式サイトに掲載されるようです。証明書切れも復活しました。
青梅マラソン
毎年豪華ゲストが登場する青梅マラソンはどうでしょうか？
青梅マラソンは30kmマラソンでハーフマラソンではありませんが、人気大会なのでご紹介します。
毎年2月に開催する青梅マラソン。21年は規模を大幅縮小してオンライン大会で開催しました。
次回22年大会ですが、公式サイトはまだ更新されていません。
2月まではまだ少し時間がありますので期待して待ちたい所です。
（2021/8/3）サイトの更新がありました。22年大会の開催の検討をしているようです。なんとか開催してほしいものです。
東日本国際親善マラソン
神奈川県相模原市で毎年5月に行われる東日本国際親善マラソンですが、公式サイトは2020年大会から更新が止まっています。
川崎国際多摩川マラソン
毎年11月開催の川崎国際多摩川マラソンですが、公式サイトが20年大会のまま更新が止まっています。
21年大会は中止が濃厚そうです。
所沢シティマラソン
埼玉西武ライオンズのお膝元・所沢で毎年12月に開催する所沢シティマラソンはどうでしょうか？
公式サイトは2019年大会のままでした・・・。
この時期に更新がないとすると今年の開催はほぼ期待できないと思います。
所沢シティマラソン公式サイト（リンク切れ）
(2021/8/16）サイト（http://tokorozawa-marathon.jp）が消滅しました。このまま無くなってしまうのでしょうか？
小江戸川越ハーフマラソン
ハーフマラソン大会の歴史は浅いですが、人気急上昇の小江戸川越ハーフマラソンです。
毎年11月に開催されます。例年ならばそろそろエントリー開始になりますが、残念ながら公式サイトの更新がありません。2020年のままです。
今年は中止なのかもしれません。
（2021/8/16）残念ながら21年大会は中止が決定しました。
鴻巣パンジーマラソン
陸王で一躍有名になった、鴻巣パンジーマラソンですが、公式サイトが消滅しました。
開催は絶望的でしょうか・・・。
上尾シティハーフマラソン
上尾シティハーフマラソンは21年大会を開催します。
現在エントリーを受付中です。エントリー期間は6月15日〜7月31日まで先着順です。
公式サイトの更新がしばらくなかった中で、いきなりですね。ランナーとしては嬉しい限りですが、実際開催されることを願いつつエントリーするのもいいかと思います。
（2021/9/3）残念ながら21年大会は中止が決定しました。 本当に残念ですね。年内開催は東京マラソンくらいでしょうか？
まとめ
マラソン大会を中心に、今後のイベント、競技の開催予定状況を調べてみましたがいかがでしたか？
フルマラソン大会は開催の方向で準備しているところが多く、ハーフマラソン大会は軒並み中止といった感じです。マラソン大会に関しては、リアル大会が開催されるのはもう少し先といった印象でしょうか。
この記事を書いている2021年4月の段階では、まだコロナの終息も見えていない状況です。
しかしながら、マラソン大会をはじめとした各種イベント、競技の多くは、東京オリンピック開催以降は、以前のようなリアル大会を開催するところが増えていくのではないかと予想しています。
国際的イベントである東京オリンピックが開催できるのなら、各種イベントの開催も問題ないのだろうと考える人が増えると思われるからです。
仮にオリンピックを開催するのであれば、政府も各種イベントや競技を止めろとはいえませんよね。
なし崩し的に自粛が解放されてしまうことに、一抹の不安もありますが、皆さんはどう思いますか？
個人的にはマラソン大会がリアル開催されるのはうれしいことですが、コロナが収まらないのであれば、やらない方がいいのではないかとも思ったり正直複雑な思いです。
いずれにしても1日も早く、以前のような生活が送れるようになってほしいものです。